スティックペイは、オンラインカジノなどでも利用できる電子決済サービスです。銀行口座による海外送金をすることなく、気軽に海外のオンラインカジノへ入金を行ったり、出金を受けたりといったことができます。
しかし、利用するにあたっては手数料が発生します。
そこで今回は、スティックペイの手数料全般について解説します。
STICPAY(スティックペイ)の手数料
スティックペイでは様々な面で手数料が発生します。ただ、全ての操作で手数料が発生するのではなく、入金時、自分の口座へ出金、そしてスティックペイのウォレット内での両替、さらにはユーザー間、口座間の送金などの送金時といったタイミングで手数料が発生します。
ここでは資金の移動が起こる場面ごとに、発生する手数料を解説します。入金するタイミングから見ていきましょう。
STICPAY(スティックペイ)へ入金する場合
決済手段の種別 | 手数料 | 反映時間 | |
---|---|---|---|
クレジットカード | mastercard | 3.85%※1 | 即時反映 |
VISA | 3.85%※1 | 即時反映 | |
仮想通貨 | bitcoin | 1%※1 | 承認後即時〜30分※2 |
litecoin | 1%※1 | 承認後即時〜30分※2 | |
tether | 1%※1 | 承認後即時〜30分※2 | |
銀行送金 | 国内銀行送金 | 2%※1 | オンラインゲーム目的での利用は非推奨 |
海外銀行送金 | 1%※1 | オンラインゲーム目的での利用は非推奨 |
※1.金融機関や仮想通貨取引所側で振込手数料等発生する場合があります。
※2.仮想通貨はブロックチェーン認証などの影響で反映に30分以上かかる場合があります。
スティックペイの入金は、入金額の1~5%の手数料が発生しますが、日本ユーザーの場合は入金額の1~3.85%の手数料が目安になります。
海外銀行送金の場合は入金額の1%、国内銀行送金は日本の場合2%、仮想通貨(ビットコイン、テザー、ライトコイン)で1%、そしてクレジットカード(MasterCard、VISAカード)が3.85%です。
中国銀聯のクレジットカードは中国の人向けです。(5%の手数料に設定)
銀行振込での入金には注意点があり、オンラインゲーミング目的の銀行振込入金は推奨されていません。
サポートに問合せしたところ、「利用不可ではないものの、今後日本の金融庁から規制がかかった際、利用口座からオンラインカジノへ送金ができなくなる可能性がある」そうです。
銀行振込での入金よりも、クレジットカード入金が推奨されています。
STICPAY(スティックペイ)から自身の口座へ出金する場合
決済手段の種別 | 手数料 | 反映時間 | |
---|---|---|---|
銀行送金 | 国内銀行送金 | ¥ 800 + 2%※1 | 1〜2営業日 |
海外銀行送金 | 5%※1 | 2〜5営業日 | |
仮想通貨 | bitcoin | Ƀ 0.00077000 + 3%※1 | 承認後即時〜30分※2 |
litecoin | 3%※1 | 承認後即時〜30分※2 | |
tether | 3%※1 | 承認後即時〜30分※2 |
※1.金融機関や仮想通貨取引所側で振込手数料等発生する場合があります。
※2.仮想通貨はブロックチェーン認証などの影響で反映に30分以上かかる場合があります。
スティックペイから自分の口座へ出金する場合も手数料について解説します。
大まかに紹介していくと海外送金が出金額の5%、国内銀行送金が800円と出金額の2%(オンラインゲーム目的での銀行振込入金は非推奨ですが、出金の際は問題ありません。)、仮想通貨(ビットコイン、テザー)はそれぞれビットコイン0.00077000ビットコイン+出金額の3%、テザーが出金額の3%、また、スティックカードが出金額の1.3%です。
このうち手軽に日本でできる出金方法としては銀行送金と仮想通貨ですが、仮想通貨は出金の際の手数料以外にも、仮想通貨取引所などで手数料が別途差し引かれる場合がありますので注意が必要です。
仮想通貨を利用していない方は国内銀行送金と国際銀行送金(海外送金)の2つがメインとなります。手数料で比較すると、海外送金では5%(加えて別途銀行手数料が発生する可能性あり)、国内銀行送金は800円+2%と国内銀行送金の方が手数料も安いためおすすめです。出金可能額は1日最低3,000円から最高99万円になります。
ウォレット内で両替する場合
ウォレット内で両替する場合でも手数料が発生する場合もあります。スティックペイ内で通貨両替をする場合は無料です。また両替時のレートも表示されるので、為替が得意ではない人も安心して両替ができます。
また、仮想通貨から法定通貨に両替することもできます。
スティックペイが対応している通貨であれば自由自在に両替可能です。
両替方法は、STICPAYアカウント内の「WALLETS」(ウォレット)にある「Exchange」という項目で通貨を選択すると両替後の通貨のレートが表示され、両替できます。
STICPAY(スティックペイ)からオンラインカジノへ入金する場合の手数料
決済手段の種別 | 手数料 | 反映時間 |
---|---|---|
個人→加盟店 | $ 0.3 + 2.5% | 承認後即時 |
個人→加盟店 (暗号通貨) | 1.8% | 承認後即時〜30分 |
スティックペイからオンラインカジノへの入金は手数料は発生しません。
ただし、異なる法定通貨で入金した場合は金額が想定と異なる場合があります。
例えばスティックペイの日本円の口座から、オンラインカジノの米ドル口座へ入金する場合などです。どのタイミングのレートを参考にしているかはカジノや決済により異なる為、正確に把握する事は難しいですが、円高のタイミングで入金をおすすめします。
また、オンラインカジノへ入金すれば、即時反映で入金が完了する仕組みになっています。
オンラインカジノからSTICPAY(スティックペイ)へ出金する場合の手数料
一方、オンラインカジノからスティックペイへ出金する際の手数料は、オンラインカジノによって異なります。
ただ、基本的に無料または安価な手数料で出金できます。
カジ旅を例にとると、最初の2回の出金に対しては無料で、7日以内に3回目の出金申請を行った場合は出金金額の3%が手数料になります。
ここで具体的なカウント方法を解説すると、過去7日以内に手数料無料で出金した回数が2回あった場合は、この時点で3回目の出金を行った場合に手数料が発生する仕組みです。
これは一例であってオンラインカジノによって異なるので一概には言えません。そのため、利用方法によって為替手数料や送金手数料が発生することもあるので注意するようにしましょう。事前にオンラインカジノの出金手数料を見てみましょう。
その他、口座維持などの手数料
エコペイズでは6か月間アカウント活動がないと
管理費用が発生しますがスティックペイではどうなのですか?
スティックペイではエコペイズのような管理費用はかかりません。
ですが、スティックペイカードを発行すると会費が発生します。
スティックペイでは、他の電子決済サービスのような口座維持費や年会費といった費用は発生しません。
しかし、入出金などの手数料以外にもいくつかの手数料が発生します。それは内部送金、スティックペイが発行しているスティックペイカード関連の手数料です。
まず、内部送金は、スティックペイの口座から別のアカウント口座への送金で、これは送金額の1%が手数料として発生します。
たとえば、自分のスティックペイ口座から家族のスティックペイ口座へ送金する場合や自分のスティックペイ口座から仲間のスティックペイ口座へ送金するといったシーンで発生します。意外に多くのケースでスティックペイ内部の送金があるので、知っておきましょう。
一方スティックペイカード関連の手数料は、発行後の会費、スティックペイの資金振替として発生します。
まず、発行後の会費は、初年度の12ヶ月間は無料ですが、13ヶ月以降に毎月会費が発生します。その金額は毎月1ドルと比較的安価ですが、年間で12ドルなので注意しましょう。
次にスティックペイカードを利用した場合、資金振替時に手数料が発生します。その金額は入金額の手数料の1.3%とそれなりの金額に設定されています。
手数料を抑えるコツ
スティックペイでは、様々な場面で手数料が発生します。ただ、工夫することで手数料を節約できます。最も有効な方法として挙げられるのが、為替を利用した方法で、オンラインカジノに対応している通貨に合わせて入金や出金をすることによって節約が可能です。
例えば、ドルで取引しているオンラインカジノの場合であれば、スティックペイの口座もドルにすることで為替手数料が発生しません。このような為替を利用した節約方法について解説していきましょう。
方法として、スティックペイ口座時にオンラインカジノの決済が多いドルやユーロの口座を作成することです。日本円の口座を作った場合、入金時こそ日本円そのままで為替手数料は発生しませんが、そこからオンラインカジノへ入金する場合は為替手数料が発生します。
一方、オンラインカジノから出金する場合はスティックペイに着金した時点で為替手数料が発生するのです。このように主に2回のタイミングで為替手数料が発生します。
一方、ドルなどで口座を作っておけば、入金時もクレジットカードによるドルの入金になるので為替手数料が発生しません。
そこから為替手数料なしでオンラインカジノへの入出金が可能です。
出金時は日本円に戻して出金するので為替手数料が発生するものの、その回数は一回で済むためお得といえるでしょう。
また、その時期の為替レートなども考えながら取り扱うとよりお得にスティックペイを利用できます。
STICPAY(スティックペイ)
STICPAY(スティックペイ)は海外で人気のオンライン電子決済サービスです。主にFXの入出金に活躍していますが、オンラインカジノやブックメーカーでも利用できます。
日本語にも対応し、サポートも日本人が丁寧に対応しているので安心です。